稚内駅（JR北海道・宗谷本線）

稚内

わっかない

稚内駅データ
開業日	昭和3年（1928年）12月26日（稚内港「わっかないみなと」）
改称日	昭和14年（1939年）2月1日（稚内港→稚内）
住所	北海道稚内市中央3丁目6の1
訪問日	平成17年（2005年）7月12日
開業日	平成24年（2012年）10月6日

駅名標

ホーム車止め方面を見る

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改札口

駅前

駅舎

日本最北端の車止めです。

日本最北端の駅、稚内駅です。ホームは1面2線の島式といたってシンプル。ホーム全体を覆う木造上家の柱には、『東京駅より1596.1km　鹿児島駅より3092.3km』というように、各主要駅からの距離が書かれていました。ホームから改札口へは1番線側の構内踏切を渡る構造。駅舎内には広い待合室があり、キヨスクや駅そばが営業していました。

新駅舎　2011年

①駅舎出入口部分

②建設途中の駅舎全体　（①～②2011年10月　撮影：さんちゃん様）

2010年1月30日に2番線が廃止されホームを新設し単式1面1線になり、翌年の2011年4月3日に新駅舎が開業しました。現在駅ビルが建設中で、駅前整備と共に今後更に変化していくものと思われます。

新駅舎　2012年

駅名標

ホーム、車止め方面。単式1面1線となってしまい、写真右側にあった側線が撤去、バラストのみが残ります

新たに作られた鉄骨上家の柱には、以前の木造上家に付いていた『東京駅より1,574.5km』といった表記が並んでいました。

ホーム出入口の通路と、車止め。函館駅のような構造になりました。戸の横に『日本最北端の駅』の柱が立っています。　

ホーム出入口からホームを振り返ったところ

改札口
　

改札口横はガラス張りになっていて、車止めのちょうど裏側に、『最北端の線路』の看板が立っています。

駅舎内、待合室

　

駅前。左側に大きなロータリーがあります。

駅舎
　

駅前に『日本最北端の線路』と書かれた柱と車止めのモニュメントが置かれています。以前あった最北の線路の位置に復元したとのことですが、私の記憶ではもう少し左側にあったと思うのですが・・・。

駅舎横からホームを見たところ。以前はここに側線があり、そこから伸びた線路の車止めに『最北端の線路』の看板が立っていました。

　

駅前交差点。以前はここが正面に来ていたのですが、駅前正面が北側に向いたことで「駅前正面」ではなくなりました。この交差点の西側は変化がないのですが、駅前ロータリーが整備された北側はかなり建物が無くなっています。

駅前の車止めのモニュメント横に書かれている説明板の文字を引用します。
『前稚内駅（昭和四十年九月～平成二十三年四月）の線路は、現在の位置よりも北側に設置されていました。
この車止めとレールは、日本最北端の線路として象徴的であったものを北海道旅客鉄道株式会社より寄贈を受け、その当時の記憶を継承するモニュメントとして稚内市が平成二十四年三月に元の位置へ復元したものです。
また、かつて北防波堤ドーム横にあった稚内桟橋駅（昭和十三年～昭和二十年）までの線路をこの車止めから北側に延びている線で表しています。』
撮影：平成24年（2012年）10月6日